夢占い

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夢にはどんな意味があるの?

 最近、『夢を見たのですがどんな意味があるのでしょうか』という質問に答える機会が何回かありました。こんな意味かな?と伝えると、まさにそのとおり!とびっくりされていました。という訳で、今回は夢について考えてみたいと思います。

 皆さんは寝ている時に夢を見ることはありますか?1度は見たことがあるという人がほとんどなのではないでしょうか。
 精神分析学者のフロイトやユングは、夢を無意識を意識的に把握するための手掛かりになるものとして、夢をとても重視していました。私も、夢を自分のことを教えてくれ、有益なアドバイスや智恵を与えてくれる良きアドバイザーだと思っています。
 とはいえ、夢は多くの場合、隠喩の方法で表現されるので、夢を覚えていたとしても意味不明で解読が難しいもの少なくないようです。

なぜ夢を見るのか?

 ところで、なぜ夢を見るのでしょうか?
 人が夢を見るのは情報を整理するために見ると言われています。睡眠中の脳は、起きている時にキャッチした情報(テレビや人との会話、新聞、自分の体験したこと、考えたことetc…)をジャンル別に整理し記憶しています。整理する際に、脳に貯蔵されている過去の記憶と新しい記憶が結びつき、物語になり、映像化されたものが夢ということになります。
 過去の記憶と、新しい記憶がごちゃ混ぜになっているわけですから、内容が突拍子もない意味不明なものであっても納得ができます。また、怖い夢を見たとしても、実際に起こる予言ではなく、自分の中にある情報、不安、喜び、怒り、抑圧、欲求などと捉えることができます。

まとめ

 夢はこれまで得た情報や体験、思いを映像として映し出してくれるわけですから、夢を分析すると自分のことを知る道具になるわけです。
 夢を分析することで、自分の不安や欲求に気づき、より深く自分を理解してあげることができ、自分を大切にすることにもつながります。
 見た夢をゆっくりと分析し、自分からのメッセージを受け取り、自分に向き合うことで、より自分の人生を活き活きと充実させることができるかもしれません。

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