人が怖い・人が信じられない
タロット占いカウンセリングを申し込まれる方の中には、職場の人間関係に悩み、占いを申し込まれる方もたくさんいらっしゃいます。
「上司・部下・同期が陰で悪口を言っているのを聞いた。」
「同僚がこれまで優しかったのに豹変してしまい、理由が分からない。」
「上司が私ばかり責める気がする。」
「先輩や同僚が自分を嫌っている。」
などなど・・・・。
共通して感じておられる感覚は、結果として「人が信じられなくなった」、「人が怖くなった」という感覚です。
職場は、利益や成果を出さなくてはならない場所、評価をされる場所だからこそ、良く起こりがちで、悩みにつながってしまうのかもしれません。
人が怖い・信じられない理由
友達から仲間外れにされたり、話しかけたら無視された、いじめられた、陰口を言われた、自分だけ誘われなかったなど、生活の中で「人に受け入れてもらえない」という体験は誰にでもありますが、これらの体験を拒絶体験といいます。
人は社会的な動物なので、拒絶体験をすると、ちょっとしたことでも深く傷つき、辛く悲しいすり傷として心に残ります。また、拒絶体験が続いてしまうと、自分を否定したり、怒りで攻撃的になったりや不安を引き起こしたり深い孤独感を感じることもあります。
「人に受け入れてもらえない」拒絶体験は人間にとって傷つく辛いものですから、それを感じないようにするために、人＝信じられない、人＝怖いと負のイメージを脳にインプットし、傷つかないように、再び辛く悲しい体験をしないように心の防衛をしようとします。一種の学習です。
解消するためには
職場の人間関係に悩まれている場合、上司や同僚など、相手の気持ちをタロットカードで読んでいくことが多いのですが、相手の表面上の言動とは裏腹に、潜在意識では全く異なった優しい気持ちや、仲良くしたい気持ちや愛が隠れていることが多くあります。
表面上の相手の言動だけにクローズアップしていると、悩みが深くなってしまうのですが、相手の深い心の部分を知っていくと、自分を拒絶した人が、実は同じ拒絶体験で心の傷を持っているのかとか、心の防衛をしているのかということに気づくことができます。そして気づきの結果、「な～んだ、自分と同じじゃん！と。」「あんなこと言ってるけど実は💕」と相手を理解でき、親しみが沸き、人が信じれるようになったり、人が怖くなくなっていきます。
よく「本音＝悪口・批判」という印象で使われることが多いですが、「本当の本音」とはもっと心の深い部分に隠れていて、実はそこには「愛」が隠れていることが多いようです。
もし嫌なことを言われたら、相手にはどんな気持ちが隠れているのか考えてみると、その人の印象が変わってくるかもしれません。
また、相手の「本当の本音」を知ることは、相手を理解し、また自分の本当の本音を知ることにもなります。恐れや不安からの本音の言葉ではなく、もう一歩深い本当の本音を伝えることができるようになると人間関係は深まり、自分の心の成長につながるのかもしれません。
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