自分を大切に扱う

運をあげる

自分を大切に扱うとは

 先日、運がいい人について記事を書かせていただきましたが、今日は運がいい人の共通点の一つ、「自分を大切に扱う」について考えてみたいと思います。

 自分を大切に扱うというのは、自分を甘やかすとか、自己中心的に傲慢になるとか、人との約束を破り自分のことを優先すること、高級品をたくさん身に着けたり贅沢三昧をするということではありません。
 自分を大切に扱わない人は、食生活、自分の身を置く環境、自分の時間などを粗末に扱ったり、周りの状況に流され人のお願いばかりを聞いていたりと、自分の本当の目標や幸せを見失ってしまっています。またその状態が自分にとって当たり前なので、他人も大切にはできません。
 
 心理学に『窓割れ理論』という理論があります。1枚の割れた窓ガラスをそのままにしておくと、誰も注意を払っていないという象徴となり、さらに割られる窓ガラスが増え、街が荒廃していくという理論です。これは、人間にも言える理論で、自分を粗末に扱っている人は、周囲も粗末に扱ってもよいと認識されてしまうということです。
 
 それでは、自分を大切に扱うとはどのようなことなのでしょうか?
 自分を大切に扱うとは、簡単に言うと、自分に関心を持つということです。自分は何がしたいのか、自分はどんなことが嬉しいのか、自分の体調はどうなのか、自分はどんな気持ちなのかをしっかり感じてあげることです。自分に関心を持ち、しっかり自分を感じていくようになると、自分に本当に必要なもの必要でないものも分かってくるようになります。

自分を大切に扱う方法

 自分を大切に扱う方法として、どんな方法があるでしょうか?ここでは、主に心理面に注目して、あげてみたいと思います。

①自分の心の声や身体の声をきく。
②自分の感情を否定せず見つめて感情を出す。
 (人に聞いてもらう、紙に書き出すなどの方法があります)
③嫌なことや不快なことをされても笑ってごまかさない。
④自分や人との約束を守る。
(自分で決めた約束を守らないということは自分に対する信頼感を失います。また、守れない約束はせず、守れない場合は事前に素直に相手に伝える)
⑤相手がいる場合は、本当の気持ちを押し込めず伝え方に配慮し相手に伝える。

まとめ

 最近、運がないなあと感じる時、イライラする時、自分で自分の気持ちがコントロールできない時、嫌なのに人に嫌われたくなくて自分の意見が言えない時、そんな時は立ち止って最近自分を大切にしているかと考えてみてください。
 何か解決への糸口が見つかるかもしれません。

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